出席者:12名
今年の夏の報告会は台風の接近で開催が危ぶまれましたが、幸運にも本番、懇親会のいずれも無事予定通り開催することができました。以下にその概要を報告します。
☆主なプログラム
◎会員個人報告
・天ガ最優秀賞までの道のり
概要:見事に最優秀賞を獲得した作品の撮影に際して使用した機材の画像と一部部品の現物を使った撮影のノウハウに関する“熱い”解説がありました。
・一億画素プロジェクトの成果
概要:CMOSカメラの小さな画面で月面を区画分けして撮影した動画を処理することで超解像度の画像を取得し、これらの画像をモザイク合成して「一億画素」と言う「4Kテレビ」にも負けない鮮明な月面画像(写真)の披露がありました。
・改造ミラーレス一眼でのDSO撮影
概要:オークションで安価に入手したミラーレス一眼カメラをY.HさんにIR改造してもらい、光害地(自宅)での星雲・星団撮影に使った結果報告がありました。
◎新たなMLサービスへの移行について
概要:今年12月をもって利用できなくなるfree mailに代わるMLサービスについて、いくつかの候補の中から、来る8月1日をもって、Google mail に移行することを出席者全員の同意で決定。仕事の都合で作業時間が取りづらいML管理人のKさんに代わって、Y.Mさんが移行作業を行うことになりました。
◎写真展について
概要:会員の多くから提出された作品を机上に並べ、出席者全員で展示作品の選考を行いました。展示可能数を大幅に超過する数の作品が集まり、展示から外すことになった作品に対しては、みんな“断腸”の思いとなりました。なお、展示が決まった作品の取扱については、後日Y.Tさんから連絡が行われます。
◎宮古島星見ツアーについて
概要:現在の確定事項について説明・確認の後、現地の星見環境及び当夜に見える天体について画像とステラナビーゲーター画面で解説が行われました。
◎TOMITA観望会「星宴」10/5~6について
概要:熊本の「ファームビレッジ産山」で開催される星見イベントの説明がありました。現地の宿泊施設は既に満杯とのことで、今後の参加者は車中泊になるとのことでした。
◎2020/6/20台湾金環日食観測ツアーについて
概要:TOMITAが企画する台湾での金環日蝕観測ツアーの説明がありました。金環食ではありますが、食分が100%に近いので2012年6月に日本見られた金環食とはまた違った雰囲気の日食になるのではないかとの説明もありました。
☆幹事感想
出席者皆さんの協力で、当初時間割のとおり議事が進行し、ジャストの時刻に退室することができ、幹事として心より感謝いたします。この後、ロビーで記念の集合写真を撮り、写真展会場まで歩いて行き下見。その後、懇親会場までは強い雨の中をさらに歩いて行き、報告会に出席出来なかった3名も加わってみんなで楽しい時間を過ごしました。
以上。
こどもの日の5月5日(日)の晩に、大分県九重町で春の観望会を行いました。参加メンバーは9名でした。天気予報は芳しくなく実際曇り空でしたが、豪華な焼肉に舌鼓を打って温泉風呂に入ったりして寛いでいたりすると、22時頃から奇跡の晴れ間が!
結局のところ雲も出たものの、ほぼ一晩中晴れて星雲星団の観望に、写真撮影に、星座サーフィンに、九重の星を堪能する事ができました。
平成31年の総会を福岡市内で開催。
前半のパートでは昨年2月から今日までの主な活動内容を報告したり、向こう1年間の活動計画について意見交換、意思決定したりしました。
主な内容としては、夏に宮古島での観望会ツアーや、予てより計画していた同会の写真展を福岡市内で開催することを決定。
我々のコミュニケーションツールとしての要となっているメーリングリストの不具合が継続している件について、慎重かつ迅速に移行計画が打ち出され、それが承認となりました。
後半のパートでは、各メンバーのトピックスについて発表がありました。
1)天体写真について
会員向けコンテンツの1つの画像掲示板で画像処理に関連する話題が上がっていたため、ステライメージを使った画像処理、良い画像の定義、ニュートラルグレー・フラットの画像調整方法について紹介する。
福岡星の会では、今後入選を志すメンバーには、叶えるだけの環境を整備していきたいと考えています。
2)光害地における画像処理
本来、天候に恵まれた環境で撮影するのが望ましい天体写真の概念を大きく覆そうとする勇ましいメンバーが当会に居ります。
光害にも負けないような工夫をしたり、特殊な画像処理をしたりし、とても都会で撮影したとは思えないような画像が発表されました。いずれギャラリーコーナーで発表されると思います。←おたの申します
しかも、それらの画像は珈琲を片手に遠隔操作によるハイテク環境で撮影されたようで、技術の高さを痛感します。
3)1億画素プロジェクト
月面を1億画素で撮影した結果の発表。シーイングの良いタイミングで撮影されたのは勿論、適切な工程を経て処理された月面は何時間見ていても飽きない程、美しいものでした。
拡大していくその様子はまるで月面へ着陸するアポ11号の窓から見下ろしているような、地面に迫る感覚を覚えるほどでした。
これらの画像もギャラリーコーナーで発表されると思います←よろしゅう、おたの申します。
その後、大名にて打ち上げを行い、恒例のビンゴ大会や各々が意見交換をし、食事を楽しみました。