福岡市科学館にて「アメリカ皆既日食観測報告会&懇親会」を行いました。
参加された方々は会員15名会員外18名の参加がありました。参加された方々、お疲れ様でした。
日食観測報告会としては「喜界島日食報告会」に次いで2度目で、大変有意義な報告会であったと思います。
参加された皆さんは懸命にメモをされていました。
日食報告会後は、天神で懇親会を行いました。
6月は女子でしたが、今回は男子30名への観望会でした。
未明まで強い雨が降って心配されましたが、夕方から快晴となり、予定どおり3台の望遠鏡で西空低くなった土星、はくちょう座の美しい2重星アルビレオ、M31アンドロメダ銀河を見てもらいました。
また、観望中に北極星の近くにイリジウム衛星のフレア(衛星のアンテナパネルが太陽の光を反射して明るく輝く現象)も見ることができ、不思議な現象に歓声が上がりました。
9月9日(土)の未明に、ISS(国際宇宙ステーション)が満月過ぎの月の前面を横切るという現象が、大野城市から飯塚市にかけて見られる、という情報を会員のY氏がもたらしてくれました。予報はISSの軌道の変化により日々変わって行きましたが、最終的に3名の会員が、宇美町の昭和の森駐車場で観測をしました。天気は久しぶりの快晴、透明度もまあまあ良く、午前1時47分の予報時間に向けて23時頃から集まった3人組は、望遠鏡を組み立て、カメラをセットし、今か今かと予報時刻を待ちました。
さて、その瞬間は、0.6秒位の間に月を横切るのですから、あっという間でした。カメラのファインダーでは確認できず、予報時刻直前から高速でシャッターを切り続けるのみ。あとで見返し、「やったー、写ってる!」という声が上がりました。この写真は、そのうちの一人が撮影したもので、望遠鏡に取り付けた一眼レフカメラで高速連写した中に写った4コマを合成したものです。ISSは右から左へ移動して行きました。
もう一人も一眼レフで撮影。あと一人は天体用CMOSカメラで撮影したので、動画にもできそうです。
今回はISSが地球の影にある時間帯だったので、肉眼で光る点としては見えませんでしたが、皆既日食以上に短い1秒以下の一瞬に集中しての観測も乙なものです。
佐賀県鳥栖市にある、市村自然塾九州で観望会を行いました。
今回は、参加している女子30名です。
毎年塾に参加している子供達に[福岡星の会]は観望会を行っていて、今年は14年目になります。
天気は良くないなか、雲間に見える木星やスピカを観望しました。
子供達が作った野菜やお米での夕食を頂いた後
宇宙の話や今日の星空の解説を行い、毎回持参している隕鉄を触ってもらいました。
10月は男子30名に観望会を行います。
福岡星の会では、毎年2月の総会から次年度の総会までを1年間を年度の区切りとしています。
今年の総会は、2月12日(日)に、福岡市南区高宮駅前のアミカスで行いました。
まずは会報「星盗」の配布にワクワク。自分の書いた原稿がどんな風に載せられているか、他の人が書いた記事は? と、ページを開くのが楽しみです。
続いて型どおりの前年度の活動報告、会計報告に始まり、今年度の活動計画や各お世話担当者を決めました。
引き続き、今回は2名の活動報告、撮影から画像処理のシステム検討と、このほど自宅に完成した観測所の紹介がありました。総会の後は皆お楽しみの新年会へと移行し、楽しい一日を過ごしました。